左手のピアニズム (@金沢市アートホール 2018.5.5)

いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭2018 《左手のピアニズム》を聴いてきました。

舘野泉さんの演奏も以前から聴いてみたいと思っていたのですが、今回プログラムに

あったので嬉しかったです。この公演もチケットが売り切れ、満席でした。

 

左手での演奏がどんななのか、一度も見聞きしたことがなかったのですが、

想像していたよりはるかに音が多く、音域も広く、優しい音も力強い音もあり、

そして演奏が終わる時に最後の最後まで音を大切にしていて、お客さんも

誰一人先走って拍手をすることなく、聴いていて気持ちが良かったです。

(ド素人の一個人の感想です。)

舘野さんも全身から優しさがあふれるというのか、すごく素敵なたたずまいで、

姿を見ているだけで幸せな気持ちになりました♪

 

月足さおりさんというピアニストのお名前もプログラムにありまして、

なんの予習もなく会場へ行ったので登場してから知ったのですが、

彼女も左手のピアニストでした。繊細な感じがする素敵な演奏でした。

彼女も最後に音が消えるまで音を大切にしている印象を持ちました。

 

「サムライ」を作曲された光永浩一郎さんのお話も聞けました。

 

来年の音楽祭も楽しみです。

 

〈プログラム〉

バッハ/ブラームス シャコンヌ

スクリャービン 前奏曲夜想曲

光永浩一郎 サムライ

ほか(雫〜しずく〜 etc.)